費用を払うタイミング
不動産は売るときにも、お金が掛かります。タダで売れる訳ではありません。
諸費用や税金を支払わないといけないですが、一体いくら支払わないといけないのか? 心配になりますよね。そこで今回は、マンションを売ったらどのタイミングで、どんな費用を支払うのかを詳しく解説していきたいと思います。
どのタイミングで何の費用を支払う?
不動産売却の流れは、細かく分けると色々ありますが、流れを一言にすると
・自分で相場を調べる。
・不動産会社に査定してもらう
・不動産会社に仲介を頼む。
・マンションを売りに出す。
・買う人が見つかったら、売買契約を結ぶ。
・お金を貰って、マンションを引き渡しする。
そして、肝心の費用ですが、査定をしてもらうのも仲介を頼むときに結ぶ媒介契約も売り出すときの広告費も費用は掛かりません。無料です。買う人が見つかって売買契約を結ぶまでは、費用はかからないです。
売買契約する時に初めて費用がかかる
売買契約では売買契約書を交わしますが、この契約書に印紙を貼るので印紙代がかかります。印紙代は、契約書に記載された契約金額に対して金額が決まっています。
例えば、マンションを3000万円で売るのなら、貼り付ける印紙は1万円です。
この売買契約の時に、買主さんから手付金を貰う事になります。売却金額の5%~10%の手付金を貰うことが多いですが、3000万円の時は150万~300万円くらいを手にすることになります。
但し、買主の中には手付金を用意できない人や、100万円しか用意できない人もいますので、その時はどうするのか?売るか売らないかは、不動産会社と相談しながら決めていきましょう。
手付金を引いた残りの売却代金を貰ってマンションを引き渡したら、最後に不動産会社に仲介手数料を支払って終了です。
仲介手数料に含まれている費用とは?
仲介手数料は、不動産会社に売却の仲介をしてもらった手数料です。
不動産屋に家の売却をお願いしたら家が売れるように色々と売却活動をしてくれて、無事に売れたらその成功報酬として不動産屋に仲介手数料を支払います。
では、仲介手数料に含まれているものはどんなものがあるのでしょうか?
➀宣伝広告費
不動産情報サイトのスーモ等に載せる掲載料・チラシ代です。きちんとした不動産屋さんは、家を売る為に宣伝広告費をかけて販売活動をしてくれます。
②営業活動費
内覧に連れて行ったり、立ち会ったりする営業活動にかかる費用です。
③事務手続き費
契約書類の作成など事務手続きの費用です。
仲介手数料は法律で上限が決まっている
例えば、マンションが3000万円で売れた時の仲介手数料は、3000万円×3%+6万円に消費税で1,056,000円。
これが上限金額になるので、これ以上請求されることは無いので安心して下さい。
基本的には、売却の時に必ず支払うのは、上記で説明した売買契約書に貼る印紙代と不動産会社に支払う仲介手数料。この2つです。
仮に、マンションが、3000万円で売れた場合だと印紙代が1万円仲介手数料は1,056,000円です。
気をつけたいのは、仲介手数料は売買契約を交わした時に、「半分、払ってください」と言う不動産会社もいるので、いつ支払うのかは不動産会社に確認しておきましょう。
売買契約をしたら手付金が貰えるので、その中から仲介手数料を支払えるのであらかじめ自分で費用を用意してなくても大丈夫です。
こんな感じで何もなければ支払う費用は印紙代と仲介手数料だけです。その他の費用としては、売り出しする時にもし部屋が傷んでたり、壁に穴が開いたりしてる場合は、売れにくくなるので修理費用がかかる場合があります。といっても、大きなリフォームをする訳ではなくて、傷みが目立つところだけを部分的に直す感じなので安心して下さい。
リフォームしてから売った方が高く売れるの?
実は、リフォーム工事にかけた費用分だけ、高く売れるという保証は無いです。
もちろん、何もしないよりかは高くは売れますが、500万円かけて全面リフォームしても、350万円しか高く売れなかったら結局150万円も損することになります。
それならリフォームせずにそのまま売る方がよいですよね。最近はリノベーションが流行っているので、あえてリフォームしていない物件を探して、自分で好きな様にする人も多いのでそのままでも売れます。
リフォームは自分だけで判断せず不動産会社と相談しましょう!
また、部屋はキレイにしておく必要があるので、自分で掃除が出来ない場合には、プロのハウスクリーニングを頼んでみましょう。
費用は、3LDKで空室の状態だと5万円、住んでる場合だと7万円くらいが相場になります。
ホームステージング
ホームステージングは別料金です。
部屋の見栄えを良くするために、家具を置いたりインテリアを飾り付けして、ショールームのようにキレイに演出して高く売る方法です。リフォームまでしなくてもいいですが、そのままでは売れにくい様な物件には、向いてます。
ホームステージングの費用
費用は10万~30万円くらいかかりますが、高く売るための先行投資と考えましょう。
リフォーム・ハウスクリーニング・ホームステージングは、やった方が高く売れる可能性は高くなりますが、費用対効果は物件によっても変わるので、どうするかはよく検討してから実施しましょう。
住宅ローンが残っている状態で売却する場合
抵当権抹消費用と住宅ローン返済手数料が掛かります。
抵当権抹消費用は、税金と司法書士の手間代含めてだいたい5000円~2万円ほど住宅ローン返済手数料は、銀行によって違いますがこちらも5000円~2万円ほどかかります。
また、売却して利益が出た場合には、その利益に対して所得税・住民税が発生します。利益が出る場合は、所得となるので確定申告が必要ですので、忘れずに申告してくださいね。
まとめ
売却する時の費用は、売り出しする時には費用は掛かりませんが、場合によってはリフォーム費用やハウスクリーニング費用が掛かることもあります。
売却時にかかる費用をまとめると、
・売買契約時の契約書に貼る印紙代
・売却後の仲介手数料
この2つは必ず支払う事になります。
他には、住宅ローンが残っている場合は、
・抵当権抹消費用
・住宅ローン返済手数料
が必要です。
また、売却して利益が出た場合には、
・所得税
・住民税
が発生します。
ただし、譲渡所得税に関しては、各種控除がありますので詳しくは不動産会社に相談しましょう。
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