「築20年でゼロ」「今が売り時」などの不動産会社の口ぐせや“限定チラシ”にご注意!
不動産会社の口ぐせ「築20年でゼロ」
あなたの持ち家が、「築20年以上の木造建築」だと仮定しましょう。
夫婦二人になり家が広すぎるため、駅前のマンションに引っ越そうと思い査定を依頼しました。
木造で築20年以上ですが、リフォームしながら丁寧に住んでるし、まだまだ使えると思っていたのに、
その持ち家を売却しようと、大手不動産仲介会社に査定を依頼するとこのような言葉が返ってきました。
「これは土地値になりますね」の一言で終わり。
土地値というのは建物の価格はゼロで、土地代しか値打ちがないという意味です。愛着ある建物の評価がゼロと言われがく然となりますね。
「マンションでも築25年を超えると大幅な安値でないと売れない」と話します。
日本の家屋は「築20年でゼロ」の査定、全くのウソではありませんが、どんな物件にもあてはまる訳ではありません。同じ50歳の人でも健康な人とそうでない人がいるように、家にも違いがあります。
ですので、「築20年で価値ゼロ」は受け流すことをおすすめします。これがひとつめの口ぐせです。
不動産会社のログセはほかにもあります。
不動産会社の口ぐせ「今が売り時です」
売却の委任をもらうための一種のログセです。残念ながら、お客さまにとって本当に売り時かどうかは重要ではなく、営業担当者にとって自分の数字を上げるための物件はいつでも確保したいというのがホンネなのです。
不動産会社の口ぐせ「高すぎて売れません」
これは、売り主に値下げの決断を迫る時のログセです。実は、値下げをさせて、早く売ってしまいたいだけかもしれません。
この言葉を耳にしたら、納得のできる説明をしてくれるかどうか、きちんと確かめたほうがいいでしょう
不動産を高く売るには、不動産会社の力によるところが非常に大きいのです。「今が売り時」「高すぎて売れない」といった言葉が常にウソとは言いませんが、それを口ぐせのように使う不動産会社にあたると、納得できる売却は難しいです。
そのようなことにならないように、不動産会社選びは重要ですね
「○○マンション限定でお探しの方がいらっしゃいます!」 これは“限定チラシ”です
こうした内容のチラシを目にされたことはありませんか? いわゆる「限定チラシ」というものです。
「売却を検討中でどこの不動産会社に依頼するか考えている」
「良い金額で売れそうなら住み替えも考えてみよう」
実際に売却を考え始めている方には、このようなチラシが入ればつい問い合わせてしまうかもしれませんね。
マンション名が具体的になっていることから、「へぇ、買いたいと思っている人は多いのかもな」と思うかもしれません。
“限定チラシ”に引っかかったら
チラシの差出人は誰もが知っている大手不動産仲介会社…
これは査定にでも出してみるか、と問い合わせてしまったら、その会社の策略にまんまと引っかかったことになります。
「いや、実際買いたいといっていたお客様がいたんですが、つい先日ほかの物件を契約してしまいまして…。でも何かのご縁ですから、査定してみませんか?」
このように、具体的な買い主の候補がいないまま査定→売却仲介の委任という流れに乗ってしまうと、売れる当てもないまま市場に出されてしまいます。これで本当に納得できる価格で売却できればいいのですが、そうはうまくいきません。
“限定チラシ”の狙い
不動産仲介会社が狙うのは、あくまで両手取引(売主・買主ともに自社で契約し、仲介手数料を両社から得る方法)です。そのためには、「売り物」になる物件は1件でも多く確保しておきたいというのが本音です。多少ズルい手を使ってでも売り物件を確保することが、不動産仲介会社にとっては最も重要なこと。そして委任契約を結んだあとは、いろいろな手口を駆使して両手取引に持っていければいいのです。
冷静に考えてみましょう、自分が不動産を買うときには狙い撃ちで買ったわけではなかったはずです。ある程度のエリアの目星をつけたとしても、他人が住んでいるマンションの条件が限定された不自然なチラシをつくるような不動産仲介会社は、それが大手不動産会社だったとしても、相手にしないほうが身のためです。
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